
「日本シリーズで先発していた前田悠伍って、どんな投手?」「年俸はいくらなの?」と気になっていませんか。
ソフトバンクの前田悠伍投手は、プロ3年目の2026年に12勝1敗という成績を残し、パ・リーグ新人王の有力候補として名前が挙がっている21歳の左腕です。大阪桐蔭高校ではセンバツ優勝や、主将としての明治神宮大会連覇を経験し、2023年のドラフトでは3球団が1位で競合しました。
この記事では、NPB公式の記録と球団・報道各社の情報をもとに、前田悠伍投手の経歴、年度別の成績、推定年俸の推移をまとめました。成績から計算した独自の指標もあわせて紹介します。
- 前田悠伍のプロフィールと、中学・高校時代の経歴
- 2024〜2026年の年度別成績と、2026年の成績の中身
- 推定年俸の推移と、契約更改の見どころ
- 新人王の資格とNPB AWARDSの日程
目次
前田悠伍のプロフィール
基本データ
前田悠伍投手は2005年8月4日生まれ、滋賀県出身の左投げ左打ちの投手です。NPB公式の選手名鑑と各報道で確認できたプロフィールは次のとおりです。
| 名前 | 前田 悠伍(まえだ ゆうご) |
|---|---|
| 生年月日 | 2005年8月4日(21歳) |
| 出身 | 滋賀県 |
| 身長・体重 | 180cm・86kg |
| 投打 | 左投左打 |
| 所属・背番号 | 福岡ソフトバンクホークス・41 |
| 経歴 | 湖北ボーイズ → 大阪桐蔭高 → ソフトバンク(2023年ドラフト1位) |
家族について
前田悠伍投手の家族については、本人が公表している情報はほとんどありません。ピクスポでは、本人や球団が公表していない家族の情報は扱わない方針のため、この記事でも触れません。
前田悠伍の経歴(中学・高校時代)

中学時代は湖北ボーイズで世界一
中学時代は、滋賀県の硬式野球チーム・湖北ボーイズでプレーしました。中学1年のときには、12歳以下の世界大会であるカル・リプケン世界少年野球大会の日本代表に選ばれ、世界一を経験しています。湖北ボーイズの先輩には、同じく大阪桐蔭に進んだ横川凱投手(巨人)がいます。
大阪桐蔭では主将として全国制覇
大阪桐蔭高校では1年秋から主力投手となり、全国大会で次々と結果を残しました。
| 時期 | 大会 | 結果と前田投手の主な投球 |
|---|---|---|
| 2021年秋(1年) | 明治神宮大会 | 優勝 |
| 2022年春(2年) | センバツ | 優勝。決勝の近江戦(18-1)で先発し7回1失点・11奪三振 |
| 2022年夏(2年) | 甲子園 | 準々決勝で下関国際に4-5で敗退 |
| 2022年秋(2年) | 明治神宮大会 | 主将として史上初の連覇。決勝の広陵戦で4回無失点・7奪三振 |
| 2023年春(3年) | センバツ | 準決勝で報徳学園に5-7で敗退 |
| 2023年9月 | U18ワールドカップ | 日本が初優勝。決勝の台湾戦で完投勝利、大会通算防御率0.42 |
高校3年間で全国大会の優勝が3回、さらにU18ワールドカップでも日本の初優勝に貢献という実績は、同世代の投手の中でも際立っています。高校時代から、制球の良さとテンポの速さ、牽制や守備のうまさが評価されていました。
2023年ドラフトで3球団が競合
2023年のドラフト会議では、外れ1位で日本ハム・楽天・ソフトバンクの3球団が前田投手を指名し、抽選でソフトバンクが交渉権を獲得しました。契約金は1億円、初年度の年俸は1000万円(いずれも推定)と報じられています。入団時には「全ての面でエースと言われるような存在になりたい」という趣旨の目標を語っていました。
前田悠伍の成績と2026年の飛躍
年度別成績
プロ1年目と2年目は一軍での登板が少なく、ファームで力をつけた時期でした。2026年は5月にシーズン初登板を迎えると、そこから一気に先発ローテーションに定着しています。
| 年度 | 登板 | 勝-敗 | 投球回 | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 | 1 | 0-0 | 3 | 0 | 18.00 |
| 2025年 | 3 | 1-1 | 11 1/3 | 12 | 3.97 |
| 2026年 | 19 | 12-1 | 111 2/3 | 95 | 2.10 |
| 通算 | 23 | 13-2 | 126 | 107 | 2.64 |
※NPB公式の記録(2026年はシーズン終了時)。途中経過の数字を載せているサイトもあるため、防御率などは公式の確定値を使っています。
2026年はシーズン初勝利となった5月10日のロッテ戦から12連勝を記録しました。投球回は111回2/3で、パ・リーグの規定投球回(143回)には届いていません。そのため防御率のランキングには入りませんが、勝率は.923と非常に高い数字です。
成績から見える強み(独自の計算)
2026年の成績から、投手の特徴がわかる指標をピクスポで計算しました。
| 指標 | 計算式 | 2026年の数値 |
|---|---|---|
| 奪三振率(9イニングあたりの三振) | 95 × 9 ÷ 111.67 | 約7.66 |
| 与四球率(9イニングあたりの四球) | 28 × 9 ÷ 111.67 | 約2.26 |
| K/BB(三振÷四球) | 95 ÷ 28 | 約3.39 |
| WHIP(1イニングあたりの走者) | (被安打95 + 四球28)÷ 111.67 | 約1.10 |
目安として、K/BBは3.5前後あれば優秀、WHIPは1.20を下回れば安定していると言われることが多い指標です(投球回の111回2/3は111.67回として計算)。前田投手は三振を量産するタイプではありませんが、四球が少なく、走者をためない投球で白星を積み重ねたことが数字からも読み取れます。
球種とピッチングスタイル
主な球種はストレート、フォーク、チェンジアップ、スライダー、カーブです。Full-Countの分析によると、2025年のファームではフォークの空振り率がリーグ1位、チェンジアップが2位でした。落ちる球を低めに集める制球力が持ち味で、プロ入り後の3年間は四球の割合が5%以下に収まっています。
一方で、プロ入り直後はストレートの質が課題とされていました。2026年は体が大きくなり、三振の約半分をストレートで奪うまでになったと報じられています。6月のヤクルト戦で自己最長の7回を投げた際には、倉野投手コーチが「壁を越えた」と評価したとNumber Webが伝えています。
日本シリーズ第4戦で初先発
ポストシーズンでは、10月16日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦(日本ハム戦)で先発し、5回2失点(自責点1)で日本シリーズ進出に貢献しました。
10月28日の日本シリーズ第4戦(DeNA戦)では、日本シリーズ初登板・初先発を果たしています。初回に佐野恵太選手に2ランを打たれましたが、2回以降は無失点に抑え、4回2/3を3安打2失点・4奪三振で降板しました。勝敗はつきませんでしたが、チームはこの試合に勝って4連勝で2年連続の日本一を決めています。
前田悠伍の年俸推移と新人王
推定年俸の推移
前田投手の年俸は、入団から2年間は1000万円前後で推移しています(金額はいずれも報道による推定)。
| 年度 | 推定年俸 | 前年からの変化 |
|---|---|---|
| 2024年 | 1000万円 | 入団時(契約金1億円) |
| 2025年 | 1000万円 | 現状維持 |
| 2026年 | 1100万円 | 100万円増 |
2026年の推定年俸1100万円を成績で割ると、1勝あたり約92万円(1100万円 ÷ 12勝)、1イニングあたり約9.9万円(1100万円 ÷ 111回2/3)になります。主力の先発投手としてはかなり割安な金額で、今オフの契約更改では大幅なアップが予想されます(金額は予想であり、まだ発表されていません)。
新人王の資格はある?
NPBの新人王は、海外のプロリーグの経験がなく、支配下登録から5年以内で、前年までの一軍の投球回が30回以内の選手が対象です。前田投手は2025年までの一軍の投球回が通算14回1/3なので、資格を満たしています。
週刊ベースボールなどは、9月の時点で前田投手をパ・リーグ新人王の「独走状態」と伝えていました。新人王はNPB AWARDS 2026で発表され、開催日は11月25日(水)です。
前田悠伍のよくある質問
まとめ
- 前田悠伍は滋賀県出身、大阪桐蔭で全国制覇3回、2023年ドラフト1位でソフトバンクへ
- 2026年は19試合すべて先発で12勝1敗・防御率2.10、5月から12連勝
- 四球が少なく走者をためない投球が持ち味(K/BB約3.39、WHIP約1.10)
- 推定年俸は1100万円。新人王は11月25日のNPB AWARDSで発表
前田悠伍投手は、高校時代の実績どおり、プロ3年目で先発ローテーションの柱に成長しました。新人王の発表と契約更改の結果が出たら、この記事も更新する予定です。来季はさらに投球回を伸ばし、規定投球回に到達できるかが次の注目ポイントになりそうです。
情報の確認日:2026年10月29日
参考にした情報:NPB公式 選手名鑑・個人成績、日本シリーズ2026 試合結果(NPB)、ベースボールチャンネル、デイリースポーツ、西日本スポーツ、Full-Count、Number Web、週刊ベースボール、パ・リーグ公式













