ランニング後の頭痛は要注意!? 症状別に考えられる原因一覧

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久しぶりの運動や、ジョギングの後に

「うっ、何だか少し頭が痛い・・・」

と感じたことはありませんか?

「久しぶりの運動だから仕方ないか・・・」

・・・と放っておいては危険です!

原因は単純なものから、重症なものまで様々ありますが、原因さえ分かっていれば、対処出来るので同じように頭痛に悩まなくて済むようになります。

今回はランニング後の頭痛の原因と対処法についてお話します。

 

 

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原因1:鈍い傷みが続く・後頭部が重い場合・・

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そんな頭痛の症状が出た場合は、脱水症状が原因の可能性が高いです。

脱水症状といえば、真夏の炎天下で運動したときになるものだ、と思われがちですが、実は秋や冬に脱水症状になる人が多いことはご存知でしたか?

脱水症状というのは、身体から水分が失われ過ぎている状態で、ナトリウム欠乏水分欠乏が一緒に起きている状態です。

一度に大量の水分を摂っても、人間の身体が水分を吸収するまでには時間が掛かります。その速度は、大体1時間に200mlほどです。補給した水分が身体に浸透するまでには時間を要するので、対策方法としては、こまめな給水と栄養補給をすることです。

例え秋や冬の寒い季節でも、10キロを超える長距離を走る場合は、水分補給をいつでも、できるだけこまめに取れるようにして走りだすことをオススメします。

 

原因2:頭痛+吐き気、めまいを伴う場合・・・

「頭痛だけじゃなく、めまいや吐き気も一緒に感じる」

という症状が出た場合は、低血糖が原因である可能性が高いでしょう。

ジョギングやマラソンなど、激しい運動後に出やすい症状で、体内の血糖値が著しく下がることで、頭痛になってしまいます。

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その場合、対処する方法としては、

「スポーツドリンクを飲む」「飴や糖分を摂取する」のが効果的です。

スポーツドリンクが飲めない人は、清涼飲料水などのジュースでも良いみたいです。

食事を制限したり、抜いたりしていると低血糖になりやすくなるので、おにぎり1個でもいいので、スポーツ前にはしっかり糖質を摂ることで回避ができるようになります

 

身体がだるい!食欲もないし頭も痛い!そんな時は…

そんな症状が出た場合は「低ナトリウム血症」の疑いが強いです。

ジョギング中に多くの汗をかいたり、食事を制限したり抜いたりすることで、体内の塩分が足りなくなってしまうことで頭痛が起こってしまいます。

対処するには、塩分(ナトリウム)の摂取が必要なので、「塩熱飴」や「塩熱サプリ」を摂るのがよいでしょう。

「汗をたくさんかいた」と感じるのであれば、脱水症状と同じように、スポーツドリンクも併せて飲んでおくとよいでしょう。

「朝ごはんを食べない」
「スポーツドリンクは苦手」

という人は、特に気を付けましょう。

 

急に走ったら、ウッ頭痛が・・・そんな時は?

 

そんなときは「酸欠」が原因であることが多いです。

急な激しい運動をすることで、身体がビックリし、全身に酸素がいきわたらなくなってしまうことで、頭痛が起こります。

その場合は、「時間をかけて深呼吸をして、横になって休みましょう」

また、急な激しい運動はやはり身体にとっても負担が大きいので注意が必要です。運動前の準備体操を入念に行うことで、酸欠になることを避けることができます。

 

まとめ

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今や健康ブームやジョギングブームで、マラソン大会に出場する人も増えてきています。

東京フルマラソンも、近年では申込者が30万人を超える人気っぷりで、今では倍率が10倍超えだそうです。

マラソン大会の出場を目指して、急に練習を始めたりする人も多いと思いますが、頭痛を避けるためには、入念な準備運動、こまめな水分摂取、塩分摂取が重要です。

慢性的に痛くなる場合は、一度病院にいって、診察を受けることをオススメします。

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