(画像出典:http://tuitui.jp/)
テレビでスポーツの中継やニュースを観ていると、野球選手やサッカー選手・バスケットボールの選手がガムを噛みながらプレイしている姿を見たことがありませんか?
ピクスポ管理人も最初にその光景を目にした時は「ガムを噛むなんて態度が悪いな〜」と思ったことを覚えています
甲子園では絶対に許されないのにプロの世界ではなんで許されるんだろう・・・
なぜ、スポーツ選手はガムを噛むのか?について徹底的に調べたところ、そこには興味深い理由があったので、その情報を紹介します。
目次
理由1:ガムを噛んだら平常心が保たれ集中力もUP
最近の研究では、ガムを噛んでいると、脳への血流が活発になり脈拍数が安定し、リラックス効果があるということが科学的に証明されています。
スポーツの世界では、ベストパフォーマンスを出せる心拍数というのは1分間に135回と言われています。
過度な緊張や、興奮によって心拍数が上がり過ぎないようにガムを噛むことで、心拍数を調整して緊張を解すことができるので、試合中もずっとガムを噛んでいる選手が多いんだとか
ガムを噛むという行為が、自然に継続したリズミカルなそしゃく運動になって、脳への血流がよくなり、さらに心拍数の安定に繋がります。
脳への血流がよくなると、脳の活動が活発になり、判断力や集中力が上がり、良いプレイにもつながります。
また、スポーツの試合というのは、テンションが上がったり、心拍数が上がっていき、それが行き過ぎると緊張感にも繋がってしまうのですが、ガムを噛むことで、心拍数も安定し、平常心を保つ作用があるそうです。
スポーツでは、ボールを追いかけたり、一瞬の判断の遅れが大失敗に繋がってしまいます。
更には監督や大勢の観客から大量の視線を受けている状態では、平常心でいるほうが難しいので、ガムを噛んで興奮を抑えていたんですね
しかし理由はこれだけじゃありません!
理由2:ガムが吐き気・脱水症状も防いでくれる!
ガムを噛むことで、口の中で唾液が分泌され、口の中が常に潤うようになり、脱水症状を防いでくれます
そして、水分不足からくる吐き気や気分の悪さを防ぐ効果もあることがわかっています
サッカー選手でインテルに所属しちえる長友佑都選手も、
「走っていると吐き気がすることが多いが、
ガムをかんでいると平気。他の選手にも薦めたい」
ということを言っていました。
ちなみに長友選手は、ロッテのガム大使に選ばれるほど大のガム好きなんだとか。
理由3:マウスピース代わり?!力の引き出しをサポート
人間は、大きな力を入れるときには、無意識に歯を食いしばってしまいます。
スポーツの世界でも同様に、野球のバッティングやピッチングの際に、歯を食いしばっていることが多いのですが、その際にガムを噛んでいることで、ガムがクッションのような役割を果たし、マウスピースの代わりのように力を入れる際のサポートをする役割を果たすと言われています。
また、ガムを普段から噛んでおくことで、アゴや顔の筋肉も鍛えられ、それが腕や足と連動し、筋力アップにつながるとも言われています。
みんなどんな種類を食べてるの?何味が人気?
ガムの種類は選手によってバラバラで、
同じガムよりも、何種類かのガムを使い分けている選手が多いようです
サッカー選手のブログなどでも「リカルデントガム」がよく紹介されていました。
中でも周りがコーティングされているタイプが多いようですね
元サッカー選手の内田篤人選手は、グレープ味
元メジャーリーガーの上原投手は、メロン味。
ちなみに、ロッテからは、スポーツ専用のスポーツガムとして、
「アシストガム」というガムも発売されています
さすがロッテは野球チーム(千葉ロッテマリーンズ)があるだけありますね♪
また、野球とガムを巡っての噂を耳にしたのですが、「ロッテ主催のゲームでは、ビジターチームのベンチにもガムが用意されていて、ガムが食べ放題になる」という噂があります
まとめ
ガムにリラックス効果や脱水症状の予防効果まであったなんて、意外ですね!
ガムというと、ただのお菓子という認識でしたが、これを知っていれば、すこし見る目が変わるんじゃないでしょうか!
しかも科学的にも証明されていたんですね
やっぱり多くのスポーツ選手が使っているというだけあって、ちゃんとした意味があってやってるんですね
もし、あなたが集中したいときや、リラックスしたいときはガムをモグモグするのはいいかもしれませんね
例えば仕事中に・・・
日本では、ガムを噛んでいると、なんかだらしない!
というイメージがどうしてもあるので、職場によっては難しいかもしれませんが、集中したいとき、平常心を保ちたいときは、ガムを噛むことをおすすめします