ランニングをしていると、足首や脇腹に痛みを感じてしまうことがあります。
足首などに痛みがある場合には、ランニングをやめてアイシングをしたりしなければ
ならないのですが、脇腹が痛くなった場合には、
痛みは感じるものの、それほどひどい痛みではないので、
無理をしてそのまま走り続けるということがほとんどです。
このわき腹の痛みは、右わき腹の痛みが消化不良、右脇腹の痛みが
無理なペースで運動をしたことで起きると言われています。
また、ランニングフォームの問題や、スポーツドリンクなどを
飲みすぎてしまうことなどもその原因の一つです。
こうしたことが起きることを防ぐには、ランニングをする3〜5時間前には、
食べ物を摂らない、呼吸をよく考えて行い、左足を着地した際に、
息を吸うようにするなどの工夫をすることで防ぐことができます。
また、気をつけていても脇腹が痛くなってしまったという場合には、
深呼吸をしたり、脇腹のストレッチ、運動を辞めるなどすると、
痛みを消すことができます。
目次
ランニングをしていて脇腹が痛くなる理由とは?
ランニングをしていて脇腹が痛くなってしまう理由として、
現在考えられているのは、消化不良で起きることと、
普段、あまり行っていない運動を行うことで、体が慣れていないことから、
脇腹に痛みが生じるというものになります。
消化不良については、胃や腸の中に食物がある状態で、
運動をすると、筋肉に行く血液量というものが不足してしまいます。
なので、これを補う為に脾臓(ひぞう)が筋肉に血液を
行き渡らせようとして収縮するのですが、その際に痛みが生じると言われています。
また、慣れない運動を行って脇腹が痛くなるというのは、
あまり体を動かすことに慣れていない為に、
肝臓が大きく揺れてしまい、それによって横隔膜が引っ張られ痛みが生じてしまうことがあります。
この2つが脇腹に痛みを感じさせる大きな原因といわれているのですが、
間違ったランニングフォームをしている場合は、
背骨などが曲がってしまっているなどの影響で脇腹が痛くなることがあるともいわれています。
また、スポーツドリンクなどを飲みすぎてしまい、
糖分を摂りすぎることでも脇腹が痛くなってしまうといわれています。
脇腹が痛くなるのを防ぐ予防法は?
ランニングをしていて脇腹が痛くなってしまうことを防ぐには、
まず、ランニングをする2〜3時間以内に、なるべくものを食べない、
本格的にランニングをする前に軽く運動をしておいて、体を慣らすなどを行うと、
脇腹が痛くなることを防ぐことができます。
特にランニング前に食事をしないというのは、重要になるのですが、
どうしてもランニング直前に食べ物を食べるという場合には、
食物繊維があまり多くない食物を食べるようにします。
これは、バナナやおにぎり、カステラなどがいいとされています。
ランニング中に脇腹が痛くなってしまった対処方は?
ランニングをしていて脇腹が痛くなってしまった時には、
まずはゆっくりと深呼吸をしたり、脇腹をストレッチすることが有効です。
また、ランニングをする時に左足から着地した際に呼吸をするようにする
などの方法も、脇腹が痛くなってしまった際には有効だといわれているので、
ランニングをしていて脇腹が痛くなって
しまった際には、これらの方法を試してみるといいのではないでしょうか。
ランニング時に脇腹が痛くなってしまった時の原因と対処法のまとめ
ランニングをしていて脇腹が痛くなってしまった原因というのは、
右脇腹の痛みは普段、慣れていない運動を行ったことが原因で、
左脇腹の痛みは消化不良によって起きてしまっていると言われています。
他にもスポーツドリンクの飲みすぎや間違ったランニングフォームの
影響などもあるとされています。
ランニングをしていて脇腹が痛くなってしまうのを防ぐには、
ランニングをする2〜3時間前に食事をしない、
ランニング前に軽い運動を行って体を温めておくなどをすると、
脇腹が痛くなってしまうことを防ぐことができます。
こうした準備をしていたも脇腹が痛くなってしまうことがありますが、
その際には、しっかりと深呼吸をしたり、ストレッチをする、
ランニングを辞めるなどすることで、脇腹の痛みを止めることができます。