今回はいつもとは違った目線の記事を書いてみたいと思います。
私が好きな本の中に、「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」というパーソナルトレーナーの方が書かれた本があるのですが、この本に書かれていたことをメモした内容を久しぶり見たので、皆さんにもシェアできたらと思っています。
目次
トレーニングの本質とは?
トレーニングというのは、一朝一夕で成果が出るものではありません。
そのことを著者はこう述べています。
トレーニングは、短絡的なことばかりもてはやされている現代において、数少ない、短絡的でないもの
本当にトレーニングの意味を理解したら、「すぐに成果があがる」「すぐに儲かる」といったうさんくさい謳い文句や、お金ですべてが解決できるような思想に惑わされない
■トレーニングの習慣化
⇒トレーニングは歯磨きのように習慣化することにより、続けられるようになる
⇒自分で決めた行動を習慣化すると、メンタルタフネスは確実に向上する
⇒トレーニングにかぎらず、何か自分を律する習慣を持つことは、ビジネスで成功するための必須条件と言ってよい
大人になってトレーニングを始める人の動機と問題点
●流行系
⇒「みんながやってるから楽しそう」等、外的要因に左右されているタイプ⇒他者からの情報に依存しているタイプ
●メタボ系
⇒「健康診断が近いので数字をよくしたい」等⇒他人の決めた基準に右往左往させられている状態は、動機としては弱い
●モテたい系
⇒「痩せたい、人前で脱げる体になりたい」等⇒テレビや雑誌に登場する「かっこいい有名人」たちの姿があるだけで、自分自身が引き締まった体になることがイメージできていない
●コンプレックス系
⇒「昔から太っていた、ケンカが弱かった」等⇒結局は他人の目を気にしており、動機としては主体的でない
トレーニングの目的の本質とは?
単純に筋肉をつけたり痩せたりすることではなく、健康・仕事・家庭といった、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させることであること。そして、一番大切なのがトレーニングの目的は「続けること」にあると言ってもいい。トレーニングを継続するためのコントロール方法を自分なりに模索していくプロセスは、ビジネスで成功するノウハウと重なるところが非常に多い
よいトレーニングができている人に、仕事ができる人が多いのはそのため
筋肉を成長させる3つの条件とは?
●機械的破壊
その再生の際に、元の状態よりも大きな状態となって再生する。
●成長ホルモンの分泌
成長ホルモンの分泌を促す体内環境を人為的に作り出すためには、筋肉を短時間のうちに疲労させ、酸素の供給を減らし、代謝産物である乳酸を大量に分泌させる
●適切な負荷
筋肉トレーニングの5つの原則
●意識性
「持久力を上げたい」「痩せたい」という本人の意識がまったくなければ、効果は表に出ない
一つひとつの動作の際に、「これは○○の筋肉を鍛えるためにやっている」といった意識がなければ、それに応じた効果も上がってこない
●漸進性
トレーニングを続けるにあたっては、運動メニューを少しずつ変化させ、負荷を大きくしていく必要がある
勉強や仕事でも、少し背伸びをしたときに、最も成長すると言われており、少しずつでいいから、常に新しい刺激を与えていかなければならないのは、肉体も脳も同じということなのでは?
●継続性
たとえ1ヵ所の筋肉を鍛えるだけでも、だいたい6週間ぐらいは同じ方法を続けてやらなけれな結果は見えてこない
この「継続性」こそ、トレーニングの目的そのものといってもいいぐらい重要
トレーニングの常識・非常識とは?
●筋肉をつけると痩せやすくなる?
詳細はこちらの記事を参照
●「カロリーオフ」だったらどんなに飲んでも大丈夫?●有酸素運動をすれば痩せられる?
●消費カロリーが増えても痩せない?
●有酸素運動をするとシワが増える?
■トレーニングに適した時間帯
トレーニングに一番適した時間と言われているのは「寝る直前の時間」と言われています。
寝る直前というのが、時間的に難しければ、夕方6時~8時でもOKです。
逆に、トレーニングに向いていないのが、「昼の2時~5時」と「朝食前」だそうです。
ただし、筋トレの目的が、筋肉量の増加ではなく「痩せたい」のなら、朝食前がよいそうです。
トレーニングと食事について
筋肉をつけるための食事
- トレーニング前は、パンやご飯などの炭水化物をなるべく食べるようにする。
- トレーニング時間を通して500ml以上は水分を取ること
- そして、トレーニングが終わったあとは、アミノ酸を摂取する。
- トレーニングを習慣的に行っている人なら、たんぱく質も必須(プロテインなどで補給)
痩せるための食事
- 食事の回数を増やし、できるだけ小分けにして食べること
- 「4時間おきの1日4食」がおすすめ
- 総カロリー数は変えずに、たんぱく質、脂肪、炭水化物の割合を変えていく
これもまた詳しくは別の記事で書いていきたいと思います。
トレーニング時の理想の睡眠
トレーニングしているときは、1日8時間くらいの睡眠時間が理想です。
睡眠のゴールデンタイムは「11時~12時」と「2時~3時」の2回あるそうなので、この2つのゴールデンタイムを活かすために、11時までには寝るようにしましょう。
筋トレの後に休養が必要なのと同じ理由で、食事の後にも休息(=昼寝)が効果的だそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
筋トレで悩んでいる人は、この中でなにか思い当たる点があると思います。
私もこの本を読んでからは、筋トレは、まず続けること=習慣化が大切だということが分かりました。
自分ひとりで習慣化するのって中々大変だと思うので、一番の理想はパーソナルトレーナーを付けて自宅に来てもらったりしてトレーニングをするのが良いと思いますが、一体いくら掛かるんだろう・・・笑
それくらいトレーニングやダイエットは難しいということですね!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ぜひ、関連記事もご覧ください。