トミー・ジョン手術ってどんな方法?費用は?【ダルビッシュ有】

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レンジャーズに所属しているダルビッシュ有が、右肘靱帯(じんたい)の部分断裂を負っていましたが、
先日再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けることが発表されました


「トミージョン手術って一体何?」
「トミー・ジョン先生が手術するの?」

 

と、聞きなれない手術の名前に疑問をもった人も多いと思います。
トミー・ジョン手術とは、一体どんな手術なのか?費用がいくらなのか?についてまとめてみました。

画像出典:http://image.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&p=%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E6%9C%89

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再建術(トミー・ジョン手術)はこんな手術!

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写真はトミー・ジョン手術を考案したジョーブ博士

画像出典:http://kazesoku.com/archives/6015


今から41年前の1974年に、アメリカの整形外科医であるフランク・ジョーブによって考案され、
初めてこの手術を受けた投手トミー・ジョンにちなんでこう呼ばれている手術です。

野球のピッチャーが、投球の際にひじの側副靭帯に大きな負担がかかるので、
投手がよく受ける手術です。

 

まず、損傷した靱帯を切除したうえで、患者の反対側の前腕(手首あたりの筋)や
下腿、臀部、膝蓋腱などから正常な腱の一部を摘出し、
それを損傷した靭帯に移植することで患部の修復を図る
そうです。

 

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画像:tanakamasanori.seesaa.net

移植した腱が靱帯として患部に定着するまでには、かなりの時間を要するため、
術後には長期に渡るリハビリを行う必要があるそうでう。


最初に手術を受けた、ドジャースの左腕として活躍していたトミー・ジョン投手は、
手術後の1975年、1シーズンをリハビリに充てて完全休養した後、翌年の76年に復帰し20勝を挙げたそうです。

 

リハビリ期間は必要だけど、失敗しないという安心感

トミー・ジョン手術を受けるメリットとして、
 

・手術前よりも、球速が増す可能性も高い

・選手生命が伸びるなどのメリットがあるそうです


などなど、色んな例が上げられています。

この手術が確立された1974年から、2014年8月までにトミー・ジョン手術を受けた選手数は
メジャーやマイナー、複数回を含めて800人以上にも及ぶそうで、
日本人も多くの選手がこの手術を受けていました。


スポーツ医学専門誌の“The American Journal of Sports Medicine”の調査によると、
トミージョン手術を受けたメジャーリーグベースボール(MLB)の投手の83%がメジャーに復帰し、
マイナーも含めると97%が実戦復帰を果たしたというデータがあり、
成功確率には定評があるとのことで、これは選手にとっても、メスを入れる判断材料としては大きいものでしょう。

しかし、メリットばかりではありません。


手術を受けてから回復するまでに約7か月は必要で、
実戦復帰までトレーニングを踏まえると、故障前と同じレベルの投球ができるようになるには
大体18か月ほど必要とのことで、少なくとも1シーズンは活動できないことになってしまいます。

あの松坂大輔や桑田真澄もトミー・ジョン手術で救われた!


日本人の野球選手でも、多くの投手がこの再建術を受けています。

<村田兆治>
1983年に手術を受ける。
手術後に驚異的な回復を見せ3年後に17勝をあげ、見事完全復活を挙げる。

<桑田真澄>
1995年に手術を受け、復帰した年には10勝を挙げた。

<松坂 大輔>
2011年に手術を受けた。
9年ぶりに日本に復帰(ソフトバンクホークス)し、活躍が注目されている。

<和田毅>
31歳で手術を受ける。

<藤川球児>
2013年にこの手術を受けて、現在リハビリ中。

 

メジャー選手でもトミー・ジョン手術を受ける人が後を絶たない!

アメリカには、

『ピッチャーはいつか必ずトミー・ジョン手術を受けるものだ』

という風に言われているそうです。

だからピッチャー同士の間では、

「キミはトミー・ジョン手術を受けたのか」ではなく、
「キミは”いつ”トミー・ジョン手術を受けたのか」という会話が成り立つのだそうです
 

気になる手術費用はいくら?


手術費用については、明確な指標は出ていませんが、

気になる手術費は、日本で受ける場合は30万円前後
アメリカで受ける場合は10,000ドル(約120万円)ではないかと予想されています。

日本とアメリカで手術費用にこれだけ大きな差があるのは、
医療保険や医療費などの違いがあるのでしょう。

 

まとめ

多くの野球選手を救っているこのトミー・ジョン手術。
 

この手術を発明した、ジョーブ博士は本当に偉大ですね。
 

ジョーブ博士は、残念ながら昨年に息を引き取られましたが、
その偉大な功績からMBAでも医師として初めて野球殿堂入りにさせる方向で今動いてているそうです。


この手術が無ければ、引退をせざる得なかった選手も多かったと思います。

また、選手生命が伸びるというメリットなどを考慮して、
怪我をしていなくても、トミー・ジョン手術を受けるべきという声もあるそうですね

ダルビッシュも、復帰に向けて前向きに取り組んでいくとのことでしたので、
今シーズンは活躍する姿が見れないかもしれませんが、来季からの復活に期待ですね

 

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